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個人事業主とサラリーマンどっちが得?節税の違いやデメリットの経験談

2020年11月6日

副業が広く普及し働き方改革が叫ばれています。

終身雇用の崩壊、年功序列型の廃止など、ニュースで大きく話題になったことは記憶に新しいのではないでしょうか?

Covid-19(新型コロナウィルス感染症)の世界的感染の流行の前から言われていましたが、この世界的パンデミックが社会を大きく動かす原動力になっていることは間違いありません。

少しずつ変わっていた時代の流れがコロナによってやや強引にも一気にシフトして新しい社会になろうとしています。

今、あなたはサラリーマンだけど個人事業主になろうか悩んでいますよね?

あなたのその悩みは間違いではありません。

一つの会社の存続期間が短縮している現代において一つの会社に生涯をささげることは決して得策とは言えないと私は考えます。

私は8年ほど前からサラリーマンと個人事業主の二足の草鞋で活動しています。

その経験をもとに、サラリーマンが個人事業主になるべきかどうか、そのメリットデメリットなどについてまとめてみたいと思います。

サラリーマンが個人事業主になるメリットは?

私も多くの方と同じように、副業という形でスタートしました。

その後、個人事業主になりました。

個人事業主になったというのは、開業届を税務署に提出したということです。

なぜわざわざそんな面倒なことをしたのかというと、節税効果を得るためです。

具体的には、青色申告による65万円の所得控除が受けたいからというのが、私の場合個人事業主になるきっかけでした。

そもそも、副業と個人事業主の違いって何でしょう?

やっている本人にとっては、やっていることは何も変わりません。

副業とは言え、20万円を超えれば確定申告が必要とされています。

どうせ確定申告をするのであれば、収支の計算もしているはずですし、少しでも経費や控除として引けるものは引いておいた方が手元に残るお金が増えます。

ですので、サラリーマンのあなたが何か本業以外の仕事を始めるのであれば、控除などでメリットのある個人事業主になることは有益な選択肢です。

自分の気持ちを持続させるためにも効果的です。

なんとなくお金が欲しいから

という理由で副業を始めても、おそらくすぐに挫折してしまいます。

そこに、自分は個人事業主として事業をしている、という気持ちが乗ってこれば続けるきっかけにもなります。

自分の自由にできる事業があるというのは人生においても精神的な安定につながります。

副業とは言わずに複業と呼んで、サイドビジネスではなくダブルワークという気持ちで取り組んだ方が良いでしょう。

将来的に独立も視野に入れているのであれば個人事業主になろう

多くのサラリーマンは会社でのストレスから解放されて大きな金額の稼ぎを得るために独立を考えます。

独立することを考えているのであれば、個人事業主として開業届を出して、複式簿記をつけて青色申告をしましょう。

それが今後の会社の経営能力につながってきます。

お金の流れを理解したり、経理のことを学んだりと、大変でもありますが将来あなたが社長として会社を経営するのであれば必ず必要な知識と経験です。

他もたくさんある個人事業主になるメリット

個人事業主になると青色申告によるメリット以外にもいくつかお得なメリットがあります。

例えば、赤字の繰り越しができること。

赤字は3年以内なら相殺することができます。

損益通算ができるのも個人事業主のメリットです、とはいってもこれは赤字になっているということなので、万が一のケースですが。

わざと赤字に見せかけて節税効果を期待するようなことはしないようにしてください。

私は今のところ年間を通して赤字で確定申告はしたことがないですが、赤字を繰り越したりできるというのは安心材料ですね。

 

青色事業専従者とは?届出書はいつ提出?副業でもOK?

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個人事業主になるデメリット

まず、サラリーマンをやめて個人事業主になる、というケースでは多くのデメリットがあります。

個人的には、初めはサラリーマンをやめずに個人事業主として事業を始めて、

軌道に乗ってきたら個人事業主一本化、法人化を考えると良いと思います。

サラリーマンを辞めてしまうと、年金と健康保険を全額自分で払わないといけません。

実は、サラリーマンは会社と折半という形になっているのです。

また、サラリーマンは通常厚生年金ですが、個人事業主は国民年金のみですので、将来受け取れる年金の金額が違ってきます。

そのため、多くの個人事業主は小規模企業共済掛金や個人年金に加入して将来への積み立てをしています。

これらは控除の対象にもなりますので節税効果も期待できます。

ちなみに、私も小規模企業共済掛金を毎月支払っています、それほど金額は大きくないですが、年間数十万円の控除になりますし、小さな資産運用になるので長期的に支払えば支払った金額以上のリターンが得られるかもしれません。

最近で言うとiDeCoも似たような感じですね。

特に注意なのが、扶養に関してです。

サラリーマンが通常加入している厚生年金と健康保険は扶養というシステムがあるので、奥さんなどの扶養家族は支払いをせずに保険証が使えたり年金がもらえたりします。

しかし、個人事業主が加入する国民健康保険や国民年金には扶養というシステムがないので、奥さんの分も支払わなければいけないので、それだけでも年間で数十万円程度の負担増になります。

サラリーマンがいかに優遇されているかは個人事業主になってみるとよくわかります。

また、社会的信頼という点からも不利になります。

ローンを組んだりカードを作ったりがしにくくなりますので、もしサラリーマンを辞める際には先にこれらを済ませておくとベターです。

個人事業主になると会社にバレる?

副業を個人事業主にしたからと言って会社にバレるということはありません。

会社からしたら副業であれ個人事業主であれ変わりはありません。

もし会社が副業していることに気づくとしたら、所得税の金額が合わないケースだとされています。

マイナンバーからの特定は会社では難しいでしょう。

これは、確定申告の際に住民税を『自分で納税する』という選択をしておくことで回避できるとされています。

ただし、100%ではないようですので、あくまでも自己責任でお願いします。

やり方は簡単です。

確定申告書Aの第二表に記載箇所があります。

ここです。

字が小さいので拡大します。

この『自分で納付』にすると住民税の支払い書が自宅に届きます。

これで会社にはバレにくくなりますので、バレたくない方はここは確実にやっておいた方が良いでしょう。

 

 

まとめ

私の個人的な意見としては、可能な範囲であればサラリーマンをしながら個人事業を行うダブルワークがおススメです。

会社が極端に副業禁止にしていてどうしても難しい場合でなければ

すぐにサラリーマンを辞めてしまう方がデメリットが多いことがお分かりいただけると思います。

 

何のために副業をするのか、よく考えて将来的なことをふまえて行動しましょう。

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