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「いつかやりたい」を卒業!小さな決断の積み重ね

2025年6月16日

「いつかやりたい」。この言葉には、たくさんの夢や希望、そして少しの言い訳が含まれています。

たとえば──
・いつか自分のビジネスを始めたい
・いつか文章で食べていけるようになりたい
・いつか海外に住んでみたい
・いつか人の役に立つ仕事をしたい

けれど、「いつか」は多くの場合、“来ない”のです。なぜなら、「いつか」は期限がないから。現実の忙しさや不安、体力や年齢の壁の前に、曖昧な夢はあっという間に後回しにされてしまいます。

「いつかやりたい」と思っているうちは、その夢は“遠くの誰かのもの”です。

でも、小さな一歩、小さな決断の積み重ねがあれば、その夢は“いまの自分の手の中”に近づいてきます。

この記事では、「いつかやりたい」を卒業し、動き出すための考え方と行動について、やさしく、現実的にまとめてみました。

1. 「やりたいけど、できない」は当たり前

まず大前提として、「やりたいのに動けない」のは、あなたの意志が弱いからではありません。

・時間がない
・お金が足りない
・家族や仕事の責任がある
・失敗が怖い
・自分には才能がない気がする

こうした“できない理由”があるのは当然です。そして、実際に大変なことも多いでしょう。

でも、大切なのは、“やらない理由を消す”ことではなく、“できる範囲で動く”ことです。

「本格的にやる」のではなく、「今できることを、ほんの少しだけやってみる」。その小さな動きこそが、「いつか」を「いま」に変えるための第一歩です。

2. 決断は「大きく」しない。「小さく」する

人は大きな決断には臆病になります。

たとえば、
・「来月会社を辞めて起業する」は怖い
・「100万円投資して教材を買う」はリスクが高い
・「毎日ブログを書く」はハードルが高い

だからこそ、「小さく決断する」ことが大事です。

・今日、15分だけ自分のビジネスアイデアをノートに書いてみる
・明日、noteに短い記事を投稿してみる
・今週、気になっている講座に無料登録してみる
・月に1回、好きなことについてSNSで発信してみる

たったこれだけでも、“行動した人”と“思っているだけの人”には大きな差が生まれます。

行動には、流れが生まれます。小さな決断を繰り返すことで、やがて「やること」が「当たり前」になり、「やりたいこと」が「やっていること」に変わっていくのです。

3. 行動のハードルをとにかく下げる

「やらなきゃ」と思っても、気力が続かない。「やる時間をつくろう」と思っても、予定が詰まっている。

そんなときは、ハードルの高さそのものを下げてみましょう。

たとえば…

本当はこうしたいまずはこれだけでOK
ブログを始めたい1行日記をスマホにメモ
副業したいスキル販売サイトを登録するだけ
本を書きたいタイトルだけ考える
自分の強みを知りたい友人に「私の得意なことって何だと思う?」と聞く

「ちゃんとやること」より、「少しでも動くこと」が何倍も価値があります。

そしてその積み重ねこそが、現実を変える力になります。

4. 不完全でもいい。「やってみる」がすべてを変える

多くの人が「準備が整ってから動こう」と考えます。

でも実際は、

・準備が整う日は、たぶん来ません
・完璧な状態で始められる人はいません
・「下手でもやってみた人」だけが、成長します

たとえ未完成でも、今の自分でできる範囲でスタートすることが大切です。

むしろ、最初は不完全なまま動く方が、学びとフィードバックを得やすく、成長も早いのです。

人前に出すのが恥ずかしい?

その恥ずかしさを、未来の“自然体な自分”が笑って振り返る日が来ます。

5. 「行動」があなたの“人生の流れ”を変える

不思議なもので、「行動」すると、必ず何かが変わります。

・予期しない出会いがある
・声をかけられる
・感謝される
・次のチャンスがやってくる
・自分に自信がつく

こうした変化は、考えているだけでは絶対に起こりません。小さくても「行動した人」にだけ、与えられるご褒美です。

そしてその変化の積み重ねが、“理想の人生への流れ”をつくり出すのです。

「いつか」を「いま」に変えるために

「いつかやりたい」と思っていることがあるなら、まずは今日、“できる範囲で、小さな決断”をしてみてください。

・1行だけメモを書く
・無料登録だけしてみる
・SNSで「やりたいこと」を宣言する
・友人に思いを話してみる
・必要なURLをブックマークするだけでもいい

何かを始めるために、すべての準備が整う必要はありません。「小さな決断の積み重ね」が、確実にあなたを動かし続けます。

“理想の未来”は、どこか遠くにあるのではなく、今日この瞬間、あなたが選ぶ「ひとつの行動」の中にあるのです。

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