記事

“忙しい”が口グセの人ほど成長が止まる理由

2025年11月17日

ビジネスの現場でよく耳にする言葉があります。それが「忙しい」です。もちろん、起業家や経営者が忙しいのは当たり前。
ですが、この言葉を“口グセ”にしてしまうと、気づかないうちに成長スピードが止まり、ビジネスの伸びしろすら奪ってしまいます。

なぜ「忙しい」は危険なのか。

その背景には“心理”と“構造”の両方の問題があります。

“忙しい”が口グセの人ほど成長が止まる理由

1. 「忙しい」は思考を止める“魔法の言い訳”

「忙しい」と口にする瞬間、人は 考えることをやめてしまいます。

・できない理由を埋める言葉
・変化を避けるためのバリア
・現状維持を正当化するスイッチ

これらが同時に働くからです。

たとえば

新しい仕組みを作りたい
SNSを伸ばしたい
スタッフ育成に取り組みたい
と思っても、「忙しい」と言った時点で前に進む選択肢が頭から消えます。

つまり 「忙しい」は思考停止ワード なのです。

2. “忙しさ”は「優先順位の乱れ」の結果である

本来、忙しさとは仕事の量ではなく、 優先順位の混乱 から生まれます。

同じ業務量でも、
・優先順位が整理されている人
・重要なことから処理できている人
は「忙しい」と言いません。

逆に、忙しい人ほど

いまやらなくていいことに時間を使う
依頼を断れずに抱え込む
緊急だが重要でない仕事に追われる

傾向が強い。

つまり、“忙しい”は マネジメントの未整備 が可視化された状態とも言えます。

3.「忙しい」は挑戦より作業を優先させる

成長が止まる最大の理由はここにあります。

忙しい人ほど、「作業」ばかりして「挑戦」を後回しにする のです。

・改善
・学び
・仕組み化
・挑戦
・未来に向けた投資
これらは短期的な成果が見えにくいため、“忙しい人”の優先順位から落ちやすい。

結果、
「今日も仕事したな」
という充実感だけが残り、
事業は何年経っても変わらない状態に陥ります。

4.「忙しい」は人を遠ざけ、チャンスも逃す

忙しさを言い訳にする人は、自分が気づかないうちに 周囲の信頼やチャンス を失います。

たとえば、

返事が遅い
打ち合わせが先延ばし
学びや交流の場に行かない
新しい相談に乗れない

こうした“機会の損失”は、目に見える売上よりも深刻です。なぜなら成長は「人」と「情報」からもたらされるから。忙しいと言い続ける人は、結果的に 孤立し、閉じた世界に引きこもる ようになってしまいます。

5.「成長する人」は“忙しさ”の定義が違う

伸びる人に共通する習慣があります。

それは「忙しさを自分でコントロールしている」ということ。

彼らは、
・重要なことに時間を使う
・やらなくていいことを切る
・人に任せる
・仕組みで解決する
・優先順位を常に見直す
といった“時間の設計”がうまい。

だから同じ仕事量でも、
・余白がある
・学びの時間がある
・新しい挑戦もできる
のです。

6. “忙しい”を卒業する3つの方法

今日から実践できる具体策をまとめます。

①「優先順位の3段階化」

仕事を

必ずやる
後でやる
やらない
に分けるだけで、忙しさの8割はなくなります。

②「断る勇気を持つ」

“全部受ける”は優しさではなく、ただの自己犠牲。断る力は、経営者が持つべき必須のスキルです。

③「仕組み化・委任」を徹底する

忙しさの大半は、仕組み不在による“作業の手作業化”。ルーティンは仕組みに、判断はマニュアルに、人は育成で。

“忙しい”が口グセの人ほど成長が止まる | まとめ

「忙しい」と言う人ほど成長が止まるのは、思考が止まり、挑戦が止まり、機会が止まるから。

逆に、忙しさをコントロールできる人は、
・学び
・改善
・挑戦
に時間を使い、どんどん差を広げていきます。

あなたがもし最近「忙しい」とよく口にしているなら、それは“成長のブレーキ”が踏まれているサインです。

今日から忙しさではなく、優先順位をマネジメントする経営に切り替えていきましょう。

-記事