一般社団法人ONE DIVE 宮野 智彰 様
1998年生まれ、兵庫県出身。流通科学大学卒業。大学時代は野外教育事業に従事。
2023年に研修業の一般社団法人日本体験教育研究所に入社し、研修プログラムの開発から営業販売、研修講師としての指導、神戸市支社長などを歴任し、約2年間勤務する。
2025年に一般社団法人ONE DIVEを起業し、代表理事に就任する。
現在は『日常と非日常をリンクさせる』というミッションを掲げ、チームビルディング研修事業、スポーツメンタル研修、スポーツ振興事業や、教育イベント等幅広く展開しており、その他にも芦屋学園高校サッカー部の人財育成担当をしている。
宮野さん、本日はお忙しい中、コジカツインタビューをお受けいただきありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
こちらこそ本日はありがとうございます。一般社団法人ONE DIVE(ワンダイブ)の宮野と申します。宜しくお願いします。
早速ですが、本日は宮野さんの事業について色々とお伺いしたいと思っているのですが、まず会社の事業内容を教えて頂いてもよろしいでしょうか?
はい この4月に設立したばかりではあるのですが、ONE DIVEという、主に教育関係、企業そしてスポーツ団体を対象にチームビルディングや人間関係の構築に関する研修会などを実施する一般社団法人の代表を務めております。
最近設立された会社なのですね! ところでチームビルディングや人間関係の構築といった研修というのは具体的にどのような内容なのでしょうか?
そうですよね チームビルディングといきなり言われてもよく分からないですよね(笑)。 チームビルティングというのは、簡単に言えば、チームのメンバー同士の信頼関係や協力体制を強化するための取り組みの事なんです。
私たちは企業や学校法人に対してチームビルディングや組織の風通しを良くしていくようなプログラムやコミュニケーションの土台を整えるような研修を行っています。
そういった事業なのですね どういった経緯でこの事業始めたのでしょうか?
大学生の時に、兵庫県教育委員会は行う事業で小学生が自然学校に行き様々なことを学ぶというプログラムがあるのですが、私は指導員としてその事業のお手伝いをしていました。自然学校といってもあまりイメージが湧かないかもしれませんが、いわゆる野外活動のようなものです。子供たちは普段とは違う環境下で、自然に触れあい、また私たちからちょっとしたミッションを与えその問題に対してお友達とアイデアを出し合い協力して問題解決に取り組むんです。
子どもたちは真剣にプログラムに取り組み、短い期間ではありますが、来た時と帰る時は見違えるように成長していました。
参加した子どもたちが、短い期間でも大きく成長する様子を間近で見て、「人の成長を支える仕事って素晴らしいな」と心から思いました。それが原点ですね。
そこからその仕事に熱中しまして、大学1年・2年と、授業以外の時間はほとんどその仕事に充てていました。大学2年生の頃には「ONE DIVE」という屋号で事業をスタートし、個人事業主として活動を始めたんです。
えっ、それはすごいですね!大学生のうちから事業を始めていたのですか?
はい、登記自体は2025年4月に行いましたが、実際の活動開始は2019年の大学2年生の時です。自然学校の業務も多い時で年間18校を担当していて、1校あたり40人規模の4泊5日のプログラムをこなしていたので、もはやアルバイトの範囲を超えていました。そこで、仕事を個人で受注する形にしたんです。
そうだったのですね ちなみにONE DIVEという屋号はどういう想いで付けられたのでしょうか?
名前の通り、「一歩を踏み出す」という意味を込めています。私自身、学生時代にさまざまなことにチャレンジして、飛び込むことで得られた経験がたくさんありました。そんな原体験を、多くの人と共有したいという思いから付けました。