株式会社R.project　宿泊施設SORA RINKU

施設マネージャー　赤塚　俊夫様

それは本当に大変でしたね・・・どの業界もそうなのかもしれないですが、そういった状況下でどのような活動をされていたのでしょうか？

緊急事態宣言中は営業できなかったのですが、予約をして頂いていたお客様や団体様がいましたので、そのキャンセル対応をしていました。

皆様我々の施設を利用するのを楽しみにして頂いていたことを考えると本当に申し訳ない気持ちでした。

そういったお客様に対して緊急事態宣言が明けた際に再度利用して頂くために様々な提案などもしていました。

簡単に言えば、将来への投資です。

また新しい施設で認知度が低かったので、行政、パートナーの方々、地域の皆様と一緒に施設のPR活動にも力を入れていました。

とにかくコロナ前の業況に戻った際に爆発的に前に進んでいけるために、スタッフには将来の笑顔を作るための準備をしようと声をかけていました。

皆さん前向きに頑張っていらっしゃったのですね！　今の施設の状況はいかがですか？

オープンしたのが２０２０年７月だったのですが、一番の繁忙期の夏休みは去年も一昨年もまともに営業できませんでした。

今もまだコロナが落ち着いているとは言えませんが、幸いにも今年の夏は団体さんのご予約などでほとんど予約は埋まっている状況です！

我々としてもある意味初めての夏になるので、たくさんのお客様に楽しんで頂けるように、コロナ対策も含めしっかり準備をしてお迎えしたいと思っています。

かなり回復傾向にあるのですね！
大阪では最後の蔓延防止が解除されたのが、２０２２年３月末頃でしたが、そこまで回復してきた秘訣は何なのでしょうか？

そうですね　非常に難しい質問ですが、私が考えるに施設が提供できるコンテンツと人材がプラスに働いているのではないかと思います。

まずコンテンツに関してですが、SORA RINKUに関して言えば、環境が素晴らしいと自負しております。

周りには海も山もあり自然に囲まれています。

しかも大阪市内や神戸からも１時間程度でアクセスも良いです。

サッカーピッチや我々の施設ではありませんが、近隣に野球グランドやテニスコートなどもありスポーツもでき温泉で身体を休めることもできます。

何が言いたいかと申し上げますと幅広い種類のサービスやコンテンツが提供可能だということです。

弊社の施設はただ宿泊するだけではなく、色んなことができるということ、つもり多様性に富んでいることが特徴の1つだと思っています。

そういった魅力を伝えるためにコロナ禍の中でも人数制限した上での１DAYイベント等も実施し、地元の方はもちろんのこと、様々な方とお話をする機会を頂き積極的にPRしていました。

その様な地道な活動がようやく効果として表れてきたのではないでしょうか。

最近では暖かくなるにつれ、海外沿いを散歩やジョギングする人も増えてきていますし、夏になると海開きするので、ビーチにもたくさんの人が来ることが予想されるので、そういった人向けに何かサービスを提供できないかなと考えています。