インタビュー

「その一歩が、誰かの人生を変える」第11回-3

2025年5月30日

一般社団法人ONE DIVE 宮野 智彰 様

1998年生まれ、兵庫県出身。流通科学大学卒業。大学時代は野外教育事業に従事。

2023年に研修業の一般社団法人日本体験教育研究所に入社し、研修プログラムの開発から営業販売、研修講師としての指導、神戸市支社長などを歴任し、約2年間勤務する。

2025年に一般社団法人ONE DIVEを起業し、代表理事に就任する。

現在は『日常と非日常をリンクさせる』というミッションを掲げ、チームビルディング研修事業、スポーツメンタル研修、スポーツ振興事業や、教育イベント等幅広く展開しており、その他にも芦屋学園高校サッカー部の人財育成担当をしている。

 

前回までのインタビュー

第1回 【一歩を踏み出す勇気が人生を変える】

第2回 「失敗は最高の学び」

そうだったのですね そこから神戸支社長を辞められて、いよいよ登記となると思うのですが、そのタイミングで退職を決意されたのは、どういった理由だったのでしょうか?

前所属会社の代表には学生時代から大変お世話になっておりましたので、独立するにしてももっと先の話になると思っていたのですが、昨年の夏頃に県外に住む母親が体調を崩しまして、私が看病をすることになり致し方なく退職を決意しました。

結果的には数か月後に戻ることができたのですが、どれくらい関西を離れるかも分からない状況だったので、やむを得ない決断でした。

そういったご事情があったのですね・・・ その後、元の会社に戻るという選択肢はなかったのですか?

ありがたいことに「戻ってきてもいいからね」と声をかけていただきましたが、せっかくの機会だったので、独立することを決意しました。その決断を尊重し、背中を押してくださった前職の代表には本当に感謝しています。現在も一緒にお仕事をさせていただいており、良い関係を築けています。

宮野さんのお人柄あってこそですね。では、現在のONE DIVEの活動の中で、特に注力されている事業は何でしょうか?

今は、私の母校でもある高校のサッカー部で、人材育成プロジェクトを担当しています。全国大会に出場経験もある強豪校で、選手のレベルも非常に高いです。サッカーの技術面だけでなく、人としての成長を目指し、年間プログラムを通してキャリア形成の支援も行っています。

母校で仕事ができるというのは感慨深いものがありますね。

はい。恩師である監督が、私の行っているチームビルディングのメソッドに興味を持ってくださり、導入していただきました。自分の経験とスキルが母校の役に立てるというのは、本当に嬉しいことです。

まさにご縁が形になったプロジェクトですね。お仕事の中で、特に印象に残っている出来事はありますか?

先程お伝えした母校での仕事は非常にやりがいを感じています。我々が導入するプログラムを経て選手たちの人間関係が良くなりそれがチームパフォーマンスの向上に影響し、最終的に試合などの結果として表れるという瞬間はとても達成感があります。

また以前、中学校からの依頼で人間関係の構築をテーマに研修をしたのですが、そのクラスではイジメが発生していました。案件の性質上詳しくはお話しすることはできませんが、いじめの原因やなぜ発生したのか、いじめの対象になっている生徒は何をしたのかなど徹底的に調査した上で研修を実施しました。

その結果、後日先生から連絡をいただき、いじめがなくなったと聞きました。

その瞬間は本当に嬉しくて、人の役に立てたこともそうですし、この仕事を続けてきて良かったなと感じました。

それは心が震えるようなお話ですね。 救われた生徒さんがいると思うと胸が熱くなります。さてインタビューも長くなってきましたが、これから独立を目指す方にメッセージをお願いします!

そうですね 仕事はやり始めて長いですが、まだ私も登記したばかりであまり大きなことは言えません。

ただ私は個人事業、会社員そして独立と3つの違う働き方を経験しています。どの働き方が偉いとか素晴らしいということはありません。それぞれの良さがありますし、向き不向きというものはどうしてもあります。

私も実際個人事業をやり始めたころは学生なのに確定申告をするのが非常に億劫だった記憶もありますし、その反面自由で楽しかったこともあります。

ただ自分ペースで働きたい、やりたいことを実現したい、挑戦を続けたいという方は独立に向いていると思います。

今、私は自分のやりたいことを実現するために毎日ワクワクしています。

これから私たちはONE DIVEのメソッドが将来的には日本中に広まるよう、これからも活動を続けていきます。

-インタビュー