経営者が求める優秀な人材とはどんな人?
- 2021/9/6
- ビジネス
経営者にとって社員は財産です。
仕事における苦楽を共にする重要なパートナーであり、当然ながら誰でも良いということはありません。
与える仕事によって求められることは異なりますが、優秀な人材に越したことはありません。
経営者になってすぐは、どういう人材が優秀なのか見分けることは難しいでしょう。
たとえば、高学歴。
高学歴=優秀という方程式が成り立つのであれば、優秀な人材を見つけるために必要なものは履歴書だけです。
しかし、この方程式は必ずしも正しいとは言えません。
あなたが従業員側の立場であれば、経営者が求める優秀な人材を理解することによって、あなたが希望する会社で働くことができる確率が上がるかもしれません。
ここでは、経営者が求める優秀な人材とはどのような人間なのかを考えていきましょう。
経営者が求める優秀な人材の定義
もちろん明確な決まりはありません。
リサーチしてみた結果、概ね共通して言われていることは
『会社の利益に貢献できる人材』
ということです。
当たり前ですが、会社というのは利益を出すことを目的とした集団です。
利益の先にある社会への貢献などは、すべて利益という土台があってこそ成り立つものです。
利益がないと会社は経営ができません、それでは本末転倒ですよね。
だから、経営者が求める優秀な人材とはいろんな意味を込めて『利益に貢献できる人』なのです。
経営者が求める優秀な人材の特徴4選
1.会社が利益を出すための自分の役割を理解している
例えどのような部署であっても、あなたの働き方で会社の利益が変わってきます。
自分は事務だから関係ない。
のように、自分のすべき役割を理解できていない人は優秀な人材とは言えません。
自分の役割を理解している人は自分の仕事に対して明確な目標があるものです。
その目標は必ず会社の発展に寄与するものであり、社員個人だけのものではありません。
2.自ら成長することができ自己研鑽を怠らない
優秀な人材は常に向上心を持っています。
自身のスキルアップのためであったとしても、そのスキルが会社の利益につながることを知っています。
日頃から真剣に仕事に取り組み、会社のことを良く考えているからこそ、会社にとって足りないことが見えてきます。
その弱みを解決するために、あるいは長所を伸ばすために自己研鑽を続けて会社の利益Upに貢献しようとしています。
失敗しても自ら原因を考え内省し、成長することができる社員は優秀な人材と言えます。
3.高いコミュニケーションスキル
優秀と言われる人は必ずと言って良いほどコミュニケーション能力が高いです。
一部、 突出した能力があるがコミュニケーション能力は欠落しているという方もいますが、
かなりレアなケースです。
周りや得意先とうまくやることができるため、ストレスへの耐性もありメンタル面の浮き沈みも多くありません。
事実、社会においてストレスとなる原因の多くはコミュニケーションに起因しています。
4.仕事をうまく回すことができる
これは、仲間や後輩の育成ができる、ということです。
仕事ができない人の特徴に、仕事を自分で抱えてしまうことがあります。
自分にしかできない仕事が欲しいと思うかもしれませんが、むしろ逆です。
優秀な人材には仕事がどんどん回ってきますので、うまく周囲や後輩を使って仕事を早く終わらせるスキルが必要です。
経営者というのは仕事を与えることが仕事です、ある意味優秀な人材とは経営者に近い動き方をしているとも言えるでしょう。
経営者が求める優秀な人材まとめ
優秀な人材の特徴を挙げてみました、あなたの職場にもいるのではないでしょうか?
- 会社が利益を出すための自分の役割を理解している
- 自ら成長することができ自己研鑽を怠らない
- 高いコミュニケーションスキル
- 仕事をうまく回すことができる
優秀な人材はすぐに会社を辞めてしまう傾向もあります。
自身の将来のことも良く考えていますし、ヘッドハンティングも受けやすいので今より待遇の良い会社が見つかりやすいのです。
優秀だからと仕事を与えすぎることも時に離職の原因となります。
優秀な人材のキャリアプランを共有し、キャリアプランを実行できる機会を与えることも大事なことです。
最後までお読みいただきありがとうございました。