ヤフオク、メルカリなどのフリマアプリやオークションサイトは
昔からサラリーマンの小遣い稼ぎに使われています。
今で言う副業ですね。
副業で得たお金はサラリーマンであれば20万円を超えたら確定申告が必要になります。
せどりであろうがなんであろうが関係なく、ヤフオクで得たお金はきちんと計算します。
この記事を読んだ方が良い人
- ヤフオクの仕訳の方法が分からない
- ヤフオクで副業しているけど確定申告が分からない
- 送料込みにしてるけど、売上と分けるの?
- 手数料はどう仕訳すればいいの?
このような疑問や不安がある方は、
この記事を最後まで読めば解決し確定申告ができるようになります。
まずはヤフオクの取引の流れを確認しどのタイミングで仕訳を行うのか考えていきましょう。
ヤフオクの取引の流れ
ヤフオクの取引の流れを見ていきます。
ヤフオクとメルカリの違いは、購入者が支払いを先にするのがヤフオク、あとからするのがメルカリです。
[st-card myclass=”” id=628 label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on”]
このような流れとなっております。
落札者と連絡を取りたい場合は取引ナビを利用すれば可能です。
では、次はこれらの取引の流れの中でどこで仕分けをするのか、そのタイミングを見ていきます。
ヤフオクの仕訳のタイミング
では、仕訳のタイミングです。
実例を出して考えていきましょう。
ヤフオクに12月10日に2,000円で出品した商品が12月28日に落札されました。
12月29日にお客さんが必要事項を入力しました。
12月30日にあなたが送料が600円であることを連絡しました。
12月31日に落札者が支払いを完了しました。
1月5日に商品を発送しました。送料は現金で支払いました。
1月8日に落札者から受取連絡と評価がありました。
1月9日に落札者の評価を行いました。
このような流れで考えていきます。
12月10日 “ヤフオクに出品”
この時点で仕訳は必要ありません。
12月28日 “落札される”
この時点でもまだ仕訳は不要です。
12月31日 “落札者から支払いがあった”
この時点で売り上げが確定と判断し、売上の仕訳を行います。
1月5日 “商品発送”
送料の支払いは現金で行っているので送料の仕訳を行います。
1月8日 “受取連絡と評価”
この時点で売上高として計上します。
このような流れで仕分けをしていきます。
ポイントは以下の3点です。
- 落札者の支払いがあった時に前受金計上
- 送料は売上に含まれているので現金支払い時に処理
- 受取連絡と評価のタイミングで売上高計上
このような流れになります。
よくある疑問が、送料込みにしているけどいいの?
というものです。
ヤフオクでは送料を売上に含んで仕訳するのが一般的なので問題はないそうです。
個人事業主の場合は12月31日が年度の最後です。
ギリギリになっていますが、この売上は前年度の売上となるので12月31日に前受金で必ず処理する必要があります。
この基準を曖昧にしていると、こういう決算月を挟む取引がややこしくなります。
税務署にも指摘を受けやすいとされていますので十分に注意して下さい。
[st-card myclass=”” id=621 label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on”]
ヤフオクの仕訳3つのポイント 確定申告のための記帳まとめ
ヤフオクの取引の流れと仕訳のタイミングについてお話しました。
ヤフオクの確定申告自体はそれほど難しいものではありません、ただ数が多くなるため作業量が多くなります。
クラウド会計ソフトなどを活用して効率的に記帳を行いましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。