2023年個人事業主が知っておきたい給付金 補助金 助成金の違い

新型コロナウィルスが流行して、早3年。

企業もそうですが、フリーランスや個人事業主の方にとってはそれ以上に厳しい状況が続いています。

フリーランス協会によると全体の55%のフリーランスの収入が減っていると報告されています。

 

さらに2023年の10月には消費税インボイス制度がスタートし、売り上げが1000万円以下の事業主が免除されていた消費税の支払いをしなくてはいけなくなるため、小規模のフリーランスや個人事業主の方はさらに厳しい状況になり、多くのフリーランスが廃業に陥るのではないかと言われています。

 

そういったフリーランスを支援すべく、政府や都道府県は様々な支援策を講じているわけです。

 

その代表が「給付金」「補助金/助成金」です。

 

この「給付金」「補助金/助成金」は一体何が違うのでしょうか?

 

今回はそんなお話をします

 

給付金 助成金 補助金の違い メリットとデメリットは?

 

まずは給付金です。

 

給付金の最大の特徴は

「使い道が限定されないことが多い」ということです。

後でまた出てきますが、補助金や助成金ではその使い道が限られることが多いのですが給付金の場合はそうではないため、幅広い用途に使うことができます。

 

ただし、デメリットもあります。

それが

  • そもそもの制度数が少ない。
  • 減収しただけでは給付の対象にならないことがある
  • 事業所得として課税対象になるものが多い

というものです。

 

使い道が自由だからこそ、条件は少し厳しいことが多いようです。

 

では、「補助金/助成金」はどうなのでしょうか?

現金がもらえるという点では給付金と同じです。

しかし、こちらは使用用途が限定されていることが多く、給付金のように自由に使えないということです。

また、フリーランスを対象にしている制度が少ないこともデメリットとなります。

 

ただし、それに見合うメリットもあります。

  • それが減収していなくても支給対象になるものがある。
  • そして、対象額が給付金と比べて多い傾向がある。

ということです。

 

 

給付金、助成金、補助金は非常に似ていますが、比べるとわずかな違いがあります。

この違いを理解して、利用できるものは積極的に利用し、厳しい状況を打破していきましょう。

次回は具体的にどのような制度があるかをご紹介します。

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