【2023年版】 IT導入補助金は個人事業主・フリーランスも使える?
- 2023/7/8
- 個人事業主
新型コロナの流行によって世の中の経済が大打撃を受けました。
新型コロナ自体は落ち着きを取り戻しましたが、回復しきれていない事業者も多く、いまだに倒産の危機の真っただ中で、実際に新型コロナ渦の影響による倒産はまだまだ増加傾向にあると報告されています。
その要因の1つとして、新型コロナに関連する支援制度が軒並み終了になっているからです。
特に給付金に関してはフリーランスや個人事業主が受け取れる制度は2023年6月現在では1つもありません。
そこで、給付金ではありませんが、補助金や貸付などを紹介していきます。
今回はその1つである。
IT導入補助金
について紹介いたします。
デジタルツール導入に使える IT導入補助金とは
IT導入補助金とは、中小企業庁の管轄による補助金で
企業がデジタルツールを利用して、企業内の作業効率化だけでなく、社外関係者を含めて、新たな価値の創造し、企業成長を目指すためのデジタルツールの導入を補助する制度です。
このIT導入補助金は
・通常枠(A型)
・通常枠(B型)
・デジタル化基盤導入枠
・セキュリティ対策推進枠
の4種類があります。
通常枠は生産性向上を目的とした会計ソフトや出退勤の管理システムなどの導入が対象となります。
補助額はA型が5~150万円、B型が150~450万円で、補助率はどちらも50%以内となっています。
デジタル化基盤導入枠は通常枠に加えて、インボイスへの対応や企業間取引の円滑化を目的としています。
補助額は最大350万円で、補助率は50万円までは75%以内、50~350万円までは67%以内となっています。
また、PCやタブレット、レジや券売機も補助対象となっており
PCやタブレットは10万円以内、レジや券売機は20万円以内となっており、補助率はどちらも50%以内となっています。
セキュリティ対策推進費は名前の通り、サイバーセキュリティの強化を目的としています。
補助額は5~100万円で補助率は50%以内となっています。
補助の対象となるのは
・資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社
・常時使用する従業員の数が300人以下の会社及び個人事業主
となっています。
インボイス対応で対象となる可能性 個人事業主・フリーランスは要相談
以上がIT導入補助金の特徴となります。
小規模の個人事業主やフリーランスの方であれば、特にインボイスへの対応が急務となっており、インボイス対応のためのシステム導入を検討している方はデジタル化基盤導入枠の対象となる可能性がありますので、ぜひ一度検討し、相談してみると良いでしょう。
お問い合わせ・相談は
サービス等生産性向上IT導入支援事業 コールセンター
で確認してみてください。
https://www.it-hojo.jp/inquiry/