ドナルド・ジョン・トランプ前アメリカ大統領も参戦 NFTが生み出す新たな価値

近年、NFTと呼ばれるブロックチェーンの技術に基づいた取引方法が注目を集めています。

 

NFTとは「非代替性トークン」の略語でこれまでコピーや改ざんが容易であったために資産価値がなかったデータコンテンツをブロックチェーンによって、そういった不正を不可能にし、さらには取引履歴の記録をすることで資産価値を高めることができるようになりました。

 

これによってアート、音楽、トレーディングカード、(ネットゲーム上での)不動産の取引などで新たなビジネスが生まれています。

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実際に小学3年生が描いた絵が数百万円で取引されたり

人気アーティストがNFT限定で作曲したデータが数十万円で落札される

といった事例も多数あります。

 

そんな中で、最近NFTに関連した面白いニュースとしてアメリカのトランプ元大統領が取り上げられてましたのでご紹介します。

 

12時間で6億円の売り上げ 特典にはトランプ氏とディナーやゴルフ

 

彼が自分でNFTトレカを販売したところ

総額で6億円ほどの売り上げをあげたようです。

 

しかも、たった12時間で。

 

そのトレカを見ると、トランプ氏がスーパーマンの恰好をして、ポーズを決めている写真など、トランプ氏に興味のない人からすればただただ滑稽なものですが

熱烈な支持者からは非常に魅力的なカードになるのでしょう。

 

また、このNFTトレカは特典としてトランプ氏とディナーやゴルフに同席できる権利も獲得できるといったことも可能。

しかも、NFTの技術を使うことで、このトレカを転売する場合にはディナーやゴルフの同席の権利ごと転売することになるため、トランプ氏と同じ時間を共有したいと考えている熱烈な支持者にとってはさらに価値の高いNFTとなるため、転売時にはさらに高額の取引が見込める上に、そのような転売が行われた場合、その転売の利益の一部をトランプ氏が得ることができるというシステムがありますので、様々なトラブルを抱えて経営不振の噂も出ているトランプ氏にとってもメリットがありますね。

 

このようにNFTは従来のビジネスの可能性を拡大させる重要な仕組みとなっていますので、今後もぜひ注目していてください。

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