2021年にブームを起こしたNFTですが、わずか数年でその流行も落ち着きを見せており、各コンテンツの価値は大暴落、取引額も大幅に減少しています。

例えば、Twitterの創業者の初めてのツイートは当初数億円で落札されましたが、現在では数百万円にまで落ち込んでいます。

それ以外でも数百万円で落札されたものが数十万まで落ち込むなど、このような例は多くあります。

そんな価値を失ったNFTを買い取る、いわばNFTの廃品回収業者が登場してきました。

これによってNFT投資による損失を減らすことができるのです。

掘り出し物を狙う　NFTの廃品回収業者

NFT買い取り業者の代表が「アンセラブル（Unsellable）」です。

アンセラブルでは数ドル＋ガス代（取引手数料）で価値のなくなったNFTを買い取ります。

すでに9300以上のNFTを購入しているようです。

もちろん、アンセラブルにとっては現時点では価値のないNFTを買い取っているのですぐに収益になるというわけではないでしょう。

しかし、実物の中古品売買と同様にこれから価値の高まる可能性があるものあったり、そういった掘り出し物を見つけることが好きな人やそういった業者に販売することができます。

一時期の熱狂はないかもしれませんが、NFTの仕組みは今後のデータコンテンツの在り方を変えるには十分な仕組みとなっています。

今後は各コンテンツが適切な価格で取引されるようになって、一大市場になることが予想されます。

今のうちに「中古のNFT」に注目してみてもいいかもしれませんね。