文字起こしの仕事はなくなるのかを徹底解説
- 2021/10/2
- 副業

文字起こしというのは、一般的には録音された音声を文字に起こす、つまりパソコンでワードなどに入力することを指します。
昔からこの手の仕事はたくさんあって、今でも文字起こしを専門にしている会社もあるくらいです。
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テレビの生放送でも字幕配信されていますが、あれは特殊な技術を持った人が特殊な機械を利用して人力で作成しています。
これは本当に熟練した技術が必要ですし、まだまだAIでは正しく文字変換できないので貴重な仕事と言えます。
では、一般的には副業とされることが多い文字起こしは、AIの到来によって駆逐されてしまうと思いますか?
- 今後副業として文字起こしをやりたいけど、将来性はあるのだろうか?
- AIが音声認識してくれるから文字起こしなんてもうなくなるだろう
このように感じている方はこの記事を読んでみて下さい。
きっと考え方が変わります。
文字起こしの仕事がなくなるとされる理由は?
機械の発展によって人力の仕事はなくなっていきます。
電車の改札で切符をパチパチ切る人はいなくなりました。
自動改札に切符を入れたら自動で切ってくれる機械ができたからです。
しかし、その自動改札も進化し、切符そのものがなくなりつつあります。
さらに、ICOCAやSUICAなどの電子カードすらなくなり、スマホ化しています。
この変化がここ20年ほどですので、いかにすごいスピードで進化しているかが分かると思います。
なぜこれほど進化することができたかというと、人による判断がほぼ不要だった作業だからです。
運賃は機械で読み取ることができますし、切符を切るくらいなら機械で十分です。
では、文字起こしはどうでしょうか?
仮に、100%音声認識ができる機械が登場したとしましょう。
この機械が100%の文字起こしができるためには、人間に近いくらいの文章読解能力を備えたAIが必要です。
なぜなら、日本語には同じ音声で異なる意味の言葉、同音異義語がたくさんあるからです。
その意味を判断するためには文脈を理解する必要があります。
また、人間も完璧な文法能力はありません、日常会話だってきちんと文字に起こせば文法的におかしいことが山ほどあります。
つまり、会話というのはかなり曖昧な要素があり、それらを解釈して成り立っているのです。
文字起こしという、一見単調な仕事がいかに課題難易度が高いかがお分かり頂けたかと思います。
少なくても、現時点での音声認識技術では完全な文字起こしは不可能です。
文字起こしの仕事は最新技術を駆使すれば作業の効率化が可能
現在、Googleは無料で音声認識アプリを提供しています。
比較的高い制度を誇っているので、一度アプリで音声認識をして起こした文字の修正を行えば、作業効率を上げることができます。
ただし、専門用語が多かったり滑舌や録音状況が悪いと読み込めないため注意が必要です。
アプリはスマホで無料でダウンロード可能です。
『音声認識』と検索してみて下さい。
そこで起こした文字をコピペして、その文字をベースに修正をしていくことで、作業負担を軽減しましょう。
・・・ちなみに文字起こしの仕事で多いのが腱鞘炎です。
ずっとパソコンをタイピングしていると起こしやすい疾患です。
腱鞘炎を予防できるだけでも、長く仕事ができるため価値があると言えるでしょう。
実際に使ってみると、誤翻訳の多さに驚くと思いますが、そもそもスピーカーが音声認識しやすいように話していないため仕方ありません。
文字起こしの仕事が見つかるサイト
文字起こしの仕事を見つけるためには以下のサイトに登録しましょう。
- ランサーズ
https://www.lancers.jp/ - クラウドワークス
https://crowdworks.jp/
いずれにもたくさんの文字起こしの仕事が掲載されています。
あなたの得意な、好きなジャンルだと楽しく文字起こしができると思います。
作業時間としては、1時間で10~15分程度の文字起こしが精一杯です。
例えば、60分の文字起こしをしようと思えば4~6時間必要です。
自分の所有時間と相談して仕事を受注しましょう。
継続的にお仕事をするためにも、仕事はミスがないようにきちんと行い信頼を積んでいきましょう。
文字起こしの仕事はなくなるのかまとめ
文字起こしはもしかすると将来的には技術の進歩によってなくなるかもしれません。
しかし、現時点ではまだまだ仕事がありますし、動画時代の到来によって需要は増えてくることでしょう。
無料で使えるアプリもうまく利用して効率的に仕事をしていけば、お小遣い以上の稼ぎを出すことは十分に可能です。
- 文字起こしは現在の技術では100%はできない
- 音声認識ソフトをうまく活用して作業の効率化を図る
- ランサーズやクラウドワークスで仕事を受注する
以上となります、最後までお読みいただきありがとうございました。