2023年10月からスタートするインボイス制度。

これまで消費税の納付を免除されていた課税売上額が1000万円以下の小規模事業者の方も

強制でないものの、免税事業者であり続けるメリットがほとんどないため、結局はほとんどの事業者がインボイスの発行登録をして、課税事業者として消費税を納付するようになることはが予測されます。

これによって、ただでさえ売り上げの少ない小規模事業者が数十万円の消費税を納付し、その分の利益が失われるため

廃業する事業者が続出すると予想されています。

また、それ以外にも問題点は数々指摘されていて

その１つが

登録者の公表

です。

インボイス登録者は実名公表？身バレしたくない職業も

インボイス発行者として登録をすると国税庁の公式サイトにて

登録者のリストが公表されます。

住所などは公表されることはありませんが

個人事業主として活動している人の中には

俳優

声優

クリエイター

などをはじめとした

いわゆる芸名で活動している人の中には

本名がバレてしまうと支障がある

という方も大勢いらっしゃいます。

芸能人ではなくても

実はこっそり副業していたなんて方もいると

やはり本名の公表は都合が悪いでしょう。

そんな中で先日、国税庁から

現時点での登録者リストが

公表されました。

しかし、これに関しては

公表後、すぐにサイトが一時閉鎖されたのです。

国税庁は理由を明らかにしてはいませんが

実名公表に対する反対の声が多数寄せられたのではないかと

推察されています。

インボイス制度に反対の声をあげよう

インボイス制度自体の中止は無理かもしれませんが

今回のように反対の声を上げることで

何かしらのリアクションは期待できるかもしれません。

インボイス制度によって大きな打撃を受けるという方は

反対団体などを探して

しっかりとアクションを起こしてみましょう。