給料は増える一方、プライベートとビジネスの線引きの難しさも
- 2022/1/18
- インタビュー
某生命保険株式会社 勤務 ST様
生命保険株式会社 (営業コンサルタント)入社10年 シニアエキスパート
経歴
大阪トヨタ整備士5.5年
株式会社商大自動車整備工業5.5年
民間整備工場2年 計13年会社員経験
個人事業主歴:10年
前回のインタビュー
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転職後、給与体系はどのように変化したのでしょうか?
他社のことはあまり詳しくないですが、私が所属している保険会社は一定の給与があり、
そこに営業成績などに比例するいわゆる出来高が支払われます。
もちろん、会社が給与に応じた社会保険に加入してくれていますが、
出来高に関しては事業所得扱いになるので、その部分に関しては確定申告をしなければなりません。
1社からのみお金を頂いていますが、今流行りのダブルワークの様な形態と言ってもいいかもしれません。
言い換えれば半分会社員、半分個人事業主という形です。
幸い私の場合、以前より収入が増えて借金もしなかったので仕事を続けることが出来ています(笑)
個人事業主になってみて感じたメリットとデメリットを教えてください
まずメリットですが、シンプルに対価だと思います。
働いたら働いた分だけのリターンがあります。
また営業等も自分でスケジューリング出来るので、ある程度時間をコントロールできる。
今の時代ではありえないと思いますが、以前勤めていた会社では朝6時から夜の12時まで働いていたこともあり
家族との時間がほとんどありませんでした。
転職してからは家族と過ごせる時間も増え、子供の学校行事に参加する貴重な機会を得ることが出来ました。
もしかするとこれはデメリットにも繋がる事かもしれませんが、保険という仕事はクライアントの職種や事情もそれぞれ違うので
幅広い知識が必要となり、多くの時間を情報のインプットや勉強して新たな知識を日々増やさなければなりません。
例えば時事問題やトレンド、法律、税金、様々な職種などを知らなければ各クライアントに適した提案が出来ません。
元々技術職だった私にとってそういった勉強は、自分のスキルアップに繋がるので非常に有難く嬉しかったです。
次にデメリットですが、先ほど時間の調整ができると言いましたが、
逆に言うといつでも電話が取れる状態にしなければならないなど明確なプライベートとビジネスの線引きが非常に難しいです。
また転職する時点でもちろん覚悟はしていましたが、出来高制があるので給料が安定的ではありません。
加えて確定申告もしなければならないので、経費精算などの財務処理が非常に億劫です。
続く