ふるさと納税の限度額計算 年収に含まれる手当と含まれない手当とは

ふるさと納税は2008年に都市部と地方の税収の格差是正のために開始された制度です。

希望する自治体に寄付を支払うことで、自分が住んでいる自治体へ支払う住民税や所得税の控除を受けた上で、寄付をした自治体から返礼品を受け取ることができるため、多くの人に利用されています。

 

とはいえ、このふるさと納税によって受けることができる控除は無制限というわけではなく、年収に応じて上限額が決められており、年収が多ければ多いほど上限額も多くなり、よりお得になります。

そのため、会社から受け取る基本給とは別に手当なども加えて、可能な限り年収は多く申告したいところですが、手当の中でも年収に含まれないものがあるため注意が必要です。

 

今回は年収に含まれる手当と含まれない手当についてお話します。

 

ふるさと納税 年収に含まれる手当と含まれない手当とは

控除上限額のために計算する年収は総支給額のことで、「12か月分の給与」「ボーナス」「時間外手当」など、主に実働に対しての報酬となります。

上記の3つ以外にも「深夜勤務手当」「休日勤務手当」「住宅手当」といったものが年収に含まれる手当となります。

 

一方で年収に含まれない手当があります。

それが「通勤手当」「清算した経費」「結婚祝い金」「出産祝い金」「疾病見舞金」「慶弔見舞金」になります。

 

なので、ふるさと納税をする際はこれらの手当は含まずに年収を計算してないと、控除限度額を超えてしまって損をしてしまう可能性がありますので注意しましょう。

 

ふるさと納税で損しないために専門サイトで上限額シミュレーションをしよう

ふるさと納税は控除の上限額が年収によって変わりますので、予め自分の年収の目安を把握せずに何口も納税をしてしまうと、いつのまにか上限額を越えてしまい、上限額異常の寄付に関しては控除を受けることができず損になってしまいます。

そうならないように、年収に含まれる手当と年収に含まれない手当が何なのかを知って、年収を計算しておきましょう。

年収計算や控除限度額は専門サイトでシミュレーションできますので、そういったサイトを利用すると簡単にできますので、調べてみてください。

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