インタビュー

コロナ禍における仕事のやり方とは 第4回-2

2021年9月24日

松本通事事務所 代表 松本 龍太 様

2012年早稲田大学スポーツ科学部卒。

卒業後すぐ、英国名門フットボールクラブチェルシーFCの日本語ウェブサイト立ち上げに翻訳スタッフとして参加。

その後8年間に渡りFacebook、Twitter、LINEと同クラブSNSの日本語アカウント管理運営業務に携わる。

またイタリア留学経験を活かし、ACミランジュニアキャンプをはじめ、サッカー、バスケットボールなどスポーツ現場での通訳リエゾン業務も行う。

業務拡大に伴い、2016年には松本通事事務所を設立。

現在は主に声優のマネ-ジメント業務を行なっている。

今営業の話も出ましたが、コロナ禍で仕事にかなり影響は出ているのでしょうか?

通訳・翻訳業務への影響は大きいですが、タレントマネージメント業務についてはほぼほぼ通常営業ですね。

とはいえ、密を避けるため現場への動向が極端に減ったので、クライアントへの直接のご挨拶も限られてきています。
声優の仕事のやり方も以前と比べ変わってきました。

コロナ前だと、オーディションがある場合はスタジオでスタッフさんのいる中での形式が主流でしたが、現在は宅録などによるテープを使用したものが多いです。

実際の収録についても以前のように全キャストが集まって収録する機会も無くなりました。

今後の仕事の目標を教えてください

目標といえるかは分かりませんが、私の仕事は役者のサポートですので、所属声優にもう1ランク上のステージで活躍してもらえるようにしっかりとした環境作りをすることに尽きますね。

役者のネームバリューがどうしたら向上するのかなど常にアンテナを張っています。

声優という仕事は、所謂俳優やテレビタレントと違い、顔が見えないので作品の中でいかに個性を出すかが基本的に1番大切です。

ただ最近ではバラエティなどテレビ番組や歌番組に出演することもあります。

本業とは少し離れた仕事にはなりますが、声優という仕事の幅広く知って頂くには良い機会ですし、役者の新たな一面を見て頂く良いチャンスかと思っています。

またそういった場面で出す個性がもしかすると新たな仕事に繋がるかもしれないですしね。

非常に面白い話だったので、仕事のルーツを聞くのを忘れていました(笑)
なぜ声優のマネージメントという仕事を始められたのですか

これは本当にシンプルで面白くないかもしれませんよ(笑)

もちろん流れもありますが、単純に担当している声優が私の大学の先輩だったというだけなんです。

本当にシンプルな理由だったんですね!(笑)
それまではどういった仕事をされていたのですか?

ここは逆に話すとすごく長くなります(笑)

大学を卒業してから事務所を設立するまでに4年を要しているのですが、その4年間は本当に様々な仕事をしました。

結局就職活動も途中で辞めてしまい、フラフラしている時期があったんですね。

そんな中、たまたま卒業が迫ったタイミングで、チェルシーFCの日本語版公式ウェブサイトの立ち上げに際し、翻訳スタッフとして携わるきっかけをいただいたんです。

元々大ファンで日本のサポーターズクラブにも加入していた縁で、お話をいただきました。

業務内容はオリジナルの公式ウェブサイトに上がった記事の翻訳や、試合の際はリアルタイムでのSNS更新など、英語に抵抗のあるサポーターに向けて少しでも早く情報を届けられるよう努めていました。

ただそれだけの仕事では食べていけなかったので、バイトもしながら生活していました。

本当にお金がなかったので、シェアハウスのあった両国から渋谷までも自転車で移動したり、ハウスメイトに食べ物を恵んでもらうこともありました(笑)

-インタビュー

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